手術当日〜直腸がん腹腔鏡下低位前方切除術〜
早朝から絶水となり、点滴のルートを確保し、弾性ストッキングを履いて、時間が来るのを待ちました。
予定される手術時間は5〜6時間。
腹腔鏡の場合は開腹手術よりも時間が長くなるようですね。
家族に「行ってきます」とLINEをし、歩いて手術室まで。
途中、知り合いの看護師さんが会いに来てくれ、応援してくれました。
ちょっと気を緩めたら泣いてしまいそうで、必死にこらえました。
手術室のひやっと冷たい空気。
今回が初めての手術ではないので、この感覚は知っていましたが、やっぱりこわい。。
手術台に横になり、背中から硬膜外麻酔をします。
が、チューブを入れる瞬間、腰に激痛が!
痛い!!
針を刺している場所とは違う場所に痛みが走ったため、神経に影響が出るとこわいので、結局硬膜外麻酔は無しでいくことになりました。
事前に、場合によってはできない患者さんもいます、と聞いていたのですが、まさか自分がそれになるとは…
ちょっとへこみつつ、全身麻酔へ。
おやすみなさい。。
「終わりましたよ〜」
気が付いたときにはもう夕方になっていたと思います。
意識がまだ朦朧とするなか、先生が
手術は無事に終わったこと
癌の場所がだいぶ下の方で縫合不全のことを考え、人工肛門を作ったこと
を伝えてくれました。