手術当日〜翌日 ICU
術後は一日ICU(集中治療室)で過ごしました。
過ごしたと言っても、がらんとしたやけに広い部屋のベッド上で
脳は覚醒してるのに、それに反するような眠気と、
さまざまな医療機器の機械音、
バタバタと聞こえる看護師さんの足音…
はっきり言ってとても苦痛でした。。
本当はそうではないのに、地下室にいるような感覚でした。
そして、手術から長い時間横になっていたためか、
看護師さんが少しベッドを起こしましょうかと言って、頭がほんの少し上がった瞬間に
猛烈な吐き気に襲われました。
何度か吐き気をもよおし、早く時間が過ぎてほしいなと、目をつむって時間が過ぎるのを待ちました。
…なのに、もう1時間くらい経ったかなと目を開け時計を見ると、
まだ10分しか経ってない。。
その繰り返し。
それはそれはつらい時間でした。
術前には人工肛門を付けない可能性もあったため、付いたらそのときに色々考えようか、と看護師さんと話していました。
でも、実際には人工肛門造設。
一時的とは言え人工肛門になったことをどう受け止めたらいいのか、
身近にもいなかったし、もちろん見たこともないし、人生でこんな経験をするとはなぁ、と
ICUのベッドで考えていました。
病棟に戻れるとなったときは嬉しかったです。
ICUの皆さんありがとうございました。